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36-37・課題山積みの7月、一歩及ばずの8月

プレシーズンマッチ、ソショー戦。4-4-2。
基本的な戦術は昨季と同じ。新戦力の確認と連携の強化がPSM3試合の課題。
クラニチャルが不調のため、サンドロが先発。それ以外は昨季のベストメンバーがスタメン。
前半18分、横一杯に開いた4トップにサイドから攻め込まれ、ゴール前の混戦から失点。
33分、今度は中央からスルーパスを通され、あっさり失点。
それでも38分、トテのスルーパスを受けたフェタイが左足でGKのニアを破るシュートを決めて、1-2。
1点を取ったことでペースを取り戻したレヴァンテ。ようやく本来のパス回しが甦ってきた。
後半7分、ダイレクトでパスを回してソショーDF陣を崩し、最後は左SBアニアンカがDFラインを突破。しかしシュートはサイドネット。
13分、ショートコーナーからマシアスが強烈なシュートを放つもGK正面。
このまま主力選手を出し続ければ追いつけそうだが、控え選手も使いたいので選手交代を徐々にはじめた。
新加入組の中では、ハイドリッヒをOMFとしてトテと交代で起用。
まだ若いながら、無難な動きを見せたが、得点には繋げられなかった。
控え選手が増えてからも主導権は握っていたが、ゴールが奪えずそのまま1-2で終了。

プレシーズンマッチ、ハンザ・ロストック戦。4-4-2。
新加入選手をはじめ、控えの若い選手を積極的に起用。また、クラニチャルが復調したので先発起用。
前半10分、セレスティーニのパスを受けたクラニチャルが反転してシュート。惜しくもGK正面。
28分、右SBサリエヒが右サイドを突破。グラウンダーのクロスをレッジがシュート。これはGKにセーブされた。
クラニチャルの動きが良く、攻撃が繋がっている。10代の両SBも、レギュラーほどではないが攻撃に絡んでいる。
後半の立ち上がりは相手に7割もの支配率を許す苦しい展開。
それでも徐々に主導権を奪い返し、再びレヴァンテが攻め続ける試合内容に戻った。
後半23分、CKのこぼれ球を拾った左SBロールが積極的にシュートを放つ。しかし、これはDFにはね返されてしまった。
26分、DMFにボルハを投入。守備的なDMFがどう動くのか、まずは見守りたい。
ボルハは確認できただけで、インターセプト2回、相手からのボール奪取1回、イーブンのボールゲット2回。
1試合のみでは何ともいえないが、調子と連携が上がれば、さらに活躍できそう。
試合は0-0のスコアレスドロー。4回あったCKを活かせなかったのが痛かった。

プレシーズンマッチ、オセール戦。4-4-2。
DFラインを主力組で揃える中、CBにチキを起用。
CBのスタメンのうち1人はラミロで確定的だが、オレゲールとチキのどちらをもう片方に使うか考えているところ。
試合開始直後からオセールにボールを支配され、何度もシュートまで持ち込まれる苦しい展開。
DFが体を張り、GKカステリノが好反応を見せ、辛うじて失点はまぬがれているものの、攻撃に転じることができない。
ダヴェルサが左右にパスを出すものの、MFからFWへのパスがことごとくカットされてしまう。
後半開始時に、トテをFWとして投入。
後半4分、いきなり左サイドを突破され、最後はFWにヘディングシュートを打たれたが、枠から外れていった。
クラニチャルやファンマを後半途中から投入したものの、劣勢は変わらず。
44分、クラニチャルがFKを直接狙うが、キックミスで枠のはるか上に外れてしまった。
後半ロスタイムにもクラニチャルのFKからセルヒオ・ガルシアがシュートを狙うが、僅かに合わず。そのまま0-0で試合終了。
CBチキの動きはまずまず。クロスに対しても強さを見せ、完封に貢献した。
PSM3連戦は1敗2分。課題はやはり、僅か1得点に終わった攻撃陣。

ここから8月
スーペルコパ第1戦、ホームでデポルティボ・ラ・コルーニャ戦。4-4-2。
コパ・デル・レイ優勝チームとして、リーグ王者に挑む。まずはホームでの初戦、守備的でスタート。
前半22分、左サイドからのセルヒオ・ガルシアのクロスにフェタイが頭であわせるが、枠の上に外れてしまった。
30分、左サイドを突破したアニアンカのクロスを、スライディングでクリアしようとしたコクがゴールに蹴り込んでしまい、オウンゴール。
直後の32分、シアラーのポストプレイからセードルフにシュートを撃たれたが、これは枠の左。
前半は1-0で終了。守備的にしていることで、パスが繋がり攻撃にも良い影響が出ている。
後半は1点を取りに来たラ・コルーニャがボールを支配し、レヴァンテゴールに迫る。
レヴァンテはCMFマシアスを中心にボールホルダーを追い回し、ミスを誘いカウンターを狙う。
後半最初のシュートは後半25分のクラニチャルのFK。これは枠の上。最近、クラニチャルのFKの精度がいまいち。
30分、トテが右サイドから中央へドリブル突破。DFを2人かわしたところでタッチが大きくなってしまった。
それでも、ゴール前に走りこんでいたセルヒオ・ガルシアがそのボールをゴール左隅に押し込み、待望の追加点。
しかし直後の32分、シアラーに代わって出場してきたFWにゴール前で粘られた末にゴールを許し、あっという間に1点差にされてしまった。
43分、クラニチャルのスルーパスからトテが強烈なシュートを放つが、僅かに枠の左。
試合は2-1で終了。1失点が悔やまれるが、ホームで何とか勝利を収めた。

スーペルコパ第2戦、アウェイでデポルティボ・ラ・コルーニャ戦。4-4-2。
ホームで2-1で勝っているが、失点厳禁。第1戦同様、守備的にして臨む。
ベンチにDMFのボルハとセレスティーニを入れ、攻守どちらにも対応できるようにした。
前半6分、シアラーのパスからポドルスキーがシュート。これはGKシェーファーがサイドに弾き返した。
さらに、こぼれ球を拾ったポドルスキーのクロスからシアラーにシュートを撃たれたが、今度はシェーファーがしっかりキャッチ。
レヴァンテもすぐさま反撃。13分、クラニチャルの横パスをトテがダイレクトシュート。これは僅かに枠の右。
19分、フランにポスト直撃のFKを撃たれたが、こぼれ球はアニアンカがサイドへ大きくクリア。
41分、長短織り交ぜたパスを15本ほど、主に敵陣でつないだレヴァンテ。最後はセルヒオ・ガルシアがシュートを放つが枠の左。
右SBハムバから左SBアニアンカへのサイドチェンジは見事だった。シュートが決まればかっこよかったのだが・・・
後半9分、裏へ飛び出したシアラーに強烈なシュートを撃たれたが、GKシェーファーが辛うじて右手を伸ばしセーブ。
32分、シアラーのドリブル突破をアニアンカが足を伸ばしてカット。しかし、こぼれ球をフランに拾われ、豪快なシュートを決められてしまった。
この失点で、トータルで2-2。アウェイゴールの差でラ・コルーニャが一歩リード。
攻撃に転じるために、マシアスを下げてセレスティーニを投入。チーム戦術も攻撃的に変更した。
しかし40分、DFラインの裏でボールを受けたシアラーにシュートを流し込まれ痛恨の失点。
1点取れば延長戦に持ち込めたが、レヴァンテイレブンに追いすがる力は残っていなかった。
結局、0-2で敗戦。1勝1敗、トータルスコア2-3でスーペルコパ優勝を逃してしまった。

開幕直前のガンポンさんの予想順位は15位。昨季リーガに吹き荒れたレヴァンテ旋風は収束すると見ているようだ。

リーガ・エスパニョーラ第1節、ホームでエスパニョール戦。4-4-2。
前半15分、右SBハムバのアーリークロスに対しGKが落下点の目測を誤り、フェタイが無人のゴールにヘディングシュートを決めて先制。
ラッキーな形で先制はしたものの、低い位置から攻撃を組み立てるエスパニョールに主導権を握られている。
35分、CKがファーサイドに流れたところ、MFにヘディングシュートを許したが、サイドネットの外側。危なかった。
42分、クラニチャルのCKにフェタイが合わせようとするが、直前でDFにクリアされてしまった。
後半もエスパニョールがパスを繋ぐ展開だが、集中力を保った守備でシュートを許さない。
後半22分、セルヒオ・ガルシアとのワンツーで裏に抜け出したフェタイ。久々のチャンスだったが、シュートはGKに阻まれた。
28分、2トップをレッジとファンマに交代。さらに、トテに代えてサンドロを投入。
前線の選手が入れ替わったことで攻撃が活性化。44分にはレッジの横パスを受けたファンマがシュート。これもGKにセーブされた。
前がかりになったところにカウンターを喰らうこともあったが、守備陣がしっかりカバーリングで対応。
エスパニョールを完封し、1-0で開幕戦勝利。

DMFレクンベーリが練習中に能力アップ。シュート系が伸びたようだが、大勢に影響はない・・・

UEFAカップ予選ファーストラウンド第1戦、ホームでアトレティコ・マドリー戦。4-4-2。
就任後初の欧州大会のはずなのに、相手はなぜか同じリーグのアトレティコ・マドリー。
3トップで超攻撃的にくるアトレティコに対し、手薄な中盤や裏のスペースを使うためにチーム戦術を攻撃的にした。
前半5分、セルヒオ・ガルシアのバックパスをクラニチャルがダイレクトシュート。強烈だったが、枠の右。
序盤のシュートはこの1本のみで、その後は中盤での攻防が続く。徐々に自力で勝るアトレティコが押し始める。
37分、右サイドからの大きなクロスを、ファーサイドの右WFにヘディングで合わせられる。
これはGKシェーファーが辛うじて弾く。こぼれ球を再び右WFにシュートされるが、今度は右ポスト直撃。
さらにこのこぼれ球をCFにシュートされる。今度はGKの体に直撃。
そして、こぼれ球を右WFに押し込まれてしまったが、これはオフサイドの判定。心臓に悪すぎる。
レヴァンテも直後にセルヒオ・ガルシアがシュートを2本放ったが、どちらもGK正面。
後半に入るとレヴァンテが狭いところにパスを通して攻め上がるが、ラストパスがことごとくカットされてしまう。
後半15分、中央にスルーパスを通されCFにシュートを撃たれたが、GKシェーファーがキャッチ。
21分、フェタイのバックパスからダヴェルサがミドルシュート。これはGK正面。
29分、ダヴェルサを下げてボルハを投入。守備を固める作戦。
戦術が裏目に出たのか、ここからアトレティコの猛攻を許し、3トップに1本ずつシュートを撃たれてしまった。
それでも最後のところで踏ん張り、無失点で切り抜けた。
そのまま0-0で試合終了。勝利はできなかったが、アウェイゴールを阻止することができた。

リーガ・エスパニョーラ第2節、アウェイでヌマンシア戦。4-4-2。
昨季なぜか連敗してしまったヌマンシア戦。アウェイだし、勝ちとは言わないからせめて引き分けたい。
前半15分、CKを中央で待ち構えていたFWに頭で押し込まれ、先制を許す。GKシェーファー、触ったものの止めきれなかった。
レヴァンテはチーム戦術を普通から攻撃的に変更。前半のうちに追いついておきたい。
29分、トテのパスをクラニチャルがダイレクトでスルーパス。追いついたフェタイがゴール左隅にシュートを蹴り込み同点。
フェタイは開幕戦に続いてのゴール。クラニチャルのダイレクトパスも素晴らしかった。
39分、細かいドリブルでDFをかわしたクラニチャルが左足でミドルシュート。これは枠の右に外れてしまった。
何とか攻撃も形になりはじめているが、基本的にヌマンシアペース。
やや遠目からではあるが、前半だけで8本ものシュートを浴びてしまった。
後半5分、フェタイのパスからセルヒオ・ガルシアがシュートを放ったが、GKまで届かずDFにクリアされた。
23分、右サイドを突破したハムバがPAやや外側で倒されFK獲得。キッカーはクラニチャル。
中央の選手に合わせるかと思いきや直接狙い、しかもゴール。ヌマンシアのGKも意表を突かれていた。
しかも左足でゴールに向かうボールを蹴ったのではなく、右足で直接決めたのだから、脱帽するしかない。
37分、サイド攻撃のこぼれ球をマシアスがダイレクトシュート。強烈かつ枠に飛んだが、GKが横っ飛びでセーブ。
後半終了間際に反撃を許したが、GKシェーファーが好セーブを見せ、2-1で逆転勝利。

8月が終わって2勝で4位。スーペルコパは逃してしまったが、リーグ戦は上々の滑り出し。
by xiao-g | 2007-07-24 03:51 | 36-37レヴァンテ試合結果
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